作者の語る
MemoCar セットアップ講座
皆さんこんにちは。いなあもです。
MemCar GP/2005 Summerも開催されることになって、今頃はみんな速いMemoCarを作るのに一生懸命なことだと思う。
でも、MemoCarの性能を決めると言っても過言でない、MemCarのチューニング画面の意味が良くわからない人も多いことだろう。
そこで、
「MemoCarのチューニングって良くわからない〜〜〜」
と言う人のために、特別にチューニングのヒントを解説しよう。
MemoデータがMemoCarになるまで
さて、下図を見て欲しい。
一番左の(1)が元のメモ帳データだ。これを、MemoCarのデータにコンバートしたものが真ん中の(2)になる。
この(2)が走行用の元データとなる訳だ。このデータの最初の1行はMemoCarの名前で、走行性能には何の影響も無い。MemoCarの走行性能を決めるのは、2行目の
"$&('%$!#!#…
のような、意味不明の文字列である。
この意味不明な文字列は、さらにMemoCarの走行時にリアルタイムで変換され、1〜7の数値に置き換わることになっている(下図(3)参照)。なお、この数値を求めるアルゴリズムは一筋縄では解析できないよう工夫されている。モチロン企業秘密だ。
MemoCarは、この数値を解読しながらコースを前進しているのだ。
| (1) |
|
(2) |
|
(3) |
 |
−(変換)→ |
 |
−(さらに走行時に変換)→ |
3,2,4,1,7,1,5,3,5,6,7,3… |
| 元のメモ帳データ |
|
変換したMemoCarデータ |
|
走行時に再変換 |
MemoCarのチューニング画面の意味
「この画面の使い方が判らない〜」

上図は、MemoCarのセットアップ画面です。
この画面の使い方が良くわからないと言う方は多いようです。
さて、先ほど僕は
「MemoCarの走行時にリアルタイムで変換され、1〜7の数値に置き換わることになっている」
と書きました。
そして、このセットアップ画面には、横軸が1〜7の棒グラフが描かれています。
これは全くの偶然なのでしょうか?
いいえ、違いますね。この棒グラフこそ、MemoCarの走行時にリアルタイムで変換された数値を表しているのです。
例えば、すぐ下の図を見てみましょう。

これは、リアルタイムに変換された数値が1の時、MemoCarのスピードが7になることを意味しています。
しかし、その他の数値の場合スピードは1にしかなりません。
すごろくでサイコロをふって「出た目が1ならば7コマ、そうでなければ1コマ進む」と言っているようなものですね。
例えば、同じメモから作ったMemoCar同士で、このように数値1だけが突出したデータと、数値2だけが突出したデータを作って戦わせると、どっちのコードが多いのか、判断の目安になると思います。
また、下の図を見てみましょう。

今度は、数値が1,6,7の際のMemoCarのスピードが7、数値が5の場合のスピードが4です。
例えばリアルタイムに変換される数値の中で、1,6,7,次いで5が圧倒的に多いと言うような場合のチューニングになるかと思います。
なお、スピードの合計は最大28なので、これ以上スピードを上げる事はできません。
平均速度の調査
MemoCarを対戦させて勝敗が決まった直後に、Palmのシルクスクリーンからメニューボタンをタップします。すると、その車のゴールまで(負けた方の車を選択した場合は、相手がゴールした時点)の平均速度とステップ数を見ることができます。
これにより絶対性能差を調べることも可能です。

どうでしたか?
少しはセットアップの役に立ちましたか?
一応、セットアップ方法の簡単な解説をしました。いろんな方がいろんな方法でセットアップをやられていることと思いますので、これが全てではありませんが、全くセットアップ方法がわからなかった方は、これを参考に試行錯誤してみると良いと思います。
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